見どころ
大会結果
男子
【25日】
◇予選ア=アヴェニール91-8厚南、ジン58-27小野田、アヴェニール58-30ジン、小野田43-34厚南
◇同イ=上宇部51-26東岐波、厚狭58-20東岐波、厚狭28-27上宇部
◇同ウ=西岐波46-38ラッシュ、高千帆45-42ラッシュ、西岐波47-40高千帆
◇同エ=藤山65-29川上、国府77-11慶進、国府61-44藤山、川上59-19慶進
【26日】
◇5~8位決定戦(2位グループ戦)▽1回戦=上宇部40-34ジン、藤山66-62高千帆▽5位決定戦=上宇部56-54藤山▽7位決定戦=ジン70-56高千帆
◇決勝トーナメント▽準決勝=アヴェニール70-23厚狭、国府63-53西岐波▽3位決定戦=西岐波56-46厚狭
▽決勝
アヴェニール 72-34 国府
{24-10 15-8 21-6 12-10}
決勝は連覇の懸かるアヴェニールが国府と対戦。アヴェニールはドライブを得意とする久保律稀主将(黒石2年)、身長184㌢の紀村駿斗選手(川上2年)の昨年の決勝を経験した2人を中心に攻撃を仕掛けた。
ポイントガードの倉重壱星選手(長成2年)の多彩なパスから各選手が得点を着実に決め、前半で21点差に。後半も厳しい守備でボールを奪って素早いカウンターを仕掛けた。第3クオーター(Q)は久保主将がドライブからのシュートや3点シュートで12点を入れて躍動した。第4Qの終盤には1年生を加えた総力戦で臨み、逃げ切った。
久保主将は「連覇は狙っていた。決勝はコミュニケーションをしっかりと取り、全員が強度の高い守備を体現できたのが勝因」と話した。
女子
【25日】
◇予選あ=国府93-10慶進、川上50-40上宇部、国府66-29川上、上宇部39-29慶進
◇同い=黒石47-32平川、小野田56-46平川、黒石65-30小野田
◇同う=桑山66-16厚狭、西岐波62-22厚狭、桑山61-46西岐波
◇同え=常盤49-31高千帆、宇部エスアラード96-13USAベレーロ、宇部エスアラード70-23常盤、高千帆30-25USAベレーロ
【26日】
◇5~8位戦(2位グループ戦)▽1回戦=川上51-50小野田、西岐波65-41常盤▽5位決定戦=西岐波63-48川上▽7位決定戦=小野田54-52常盤
◇決勝トーナメント▽準決勝=国府62-47黒石、宇部エスアラード63-27桑山▽3位決定戦=黒石46-36桑山
▽決勝
エスアラード 46-25 国府
{15-12 11-5 8-3 12-5}
対戦相手を攻守に圧倒して勝ち上がってきたチーム同士の決勝は、互いの厳しいディフェンスに攻撃陣が手を焼き、ロースコアの試合となった。
宇部エスアラードは選手が流動的にポジションを変えながら好機をうかがい、国府は持ち味のスピードあふれる攻撃でゴールに迫るも、互いにシュートを決めきれず、我慢比べの時間が続いた。
その中で得点を伸ばしたのは、宇部エスアラードの正路陽和(ひより)主将(厚南2年)。ゴール下の相手のわずかな守備の隙を見逃さず、ドライブからのシュートを確実に決め、チーム最多の14得点を挙げた。
正路主将は「相手の守備は激しかったけれど、それに負けないよう強気でプレーできたのが勝因。目指してきた優勝を勝ち取れたのはうれしい」と話した。